Gibsonとは?エレキギターの“重厚な音”を生み出した名門ブランド
Gibson(ギブソン)は、1902年にアメリカ・ミシガン州で創業された老舗ギターブランドです。
アコースティックギターやアーチトップギターの時代から高い評価を得ており、エレキギターの登場以降は“王道ロックサウンド”を象徴する存在となりました。
特にレスポール(Les Paul)とSG(Solid Guitar)は、Gibsonを代表する2大モデル。
どちらも独自の個性を持ち、世界中のプレイヤーに愛用されています。
Gibsonギターの主な特徴

1. 太く温かみのあるサウンド
Gibsonのギターは、ハムバッカーピックアップによる厚みのある音が特徴です。
ノイズが少なく、力強いミッドレンジと滑らかなサステインを持ち、コードを弾いても単音を弾いても存在感のあるトーンを生み出します。
2. 高級感のある木材と仕上げ
マホガニーやメイプルなど、厳選された木材を使用。重厚な音を支える構造と、美しいトップの木目が魅力です。
ラッカーフィニッシュによる自然な経年変化も、Gibsonならではの味わいです。
3. 弾き応えのあるネックと重量感
Fenderに比べてネックがやや太めで、ボディも重めの設計。
その分、弦の振動がしっかり伝わる力強いサウンドを得られます。
重量感と弾き応えを好むプレイヤーに人気があります。
レスポール(Les Paul)の特徴

① 豊かなサステインと厚みのあるトーン
レスポールは、Gibsonを代表するモデル。
マホガニーボディにメイプルトップを組み合わせた構造により、芯のある太いサウンドと長いサステインを実現しています。
② クラシックで上品なルックス
丸みを帯びたシングルカッタウェイのボディと、ゴールドトップやサンバーストなどの塗装が象徴的。
ロック、ブルース、ジャズといった幅広いジャンルに対応できる万能さも魅力です。
③ 代表的な愛用アーティスト
Jimmy Page(Led Zeppelin)、Slash(Guns N’ Roses)、Joe Perry(Aerosmith)など、
数多くの伝説的ギタリストがレスポールを使用しています。
憧れのギタリストが使用しているから、という理由で機材選びをする方も少なくありません。
SG(Solid Guitar)の特徴

① 軽量で取り回しやすいボディ
SGは1961年にレスポールの後継として登場したモデル。
薄く軽いマホガニーボディが特徴で、ステージパフォーマンスのしやすさに優れています。
② シャープで抜けの良いサウンド
レスポールに比べて音の輪郭がはっきりしており、アタック感のあるサウンドが得られます。
歪ませたときも音がこもらず、ハードロックやパンクなどにも最適です。
③ 代表的な愛用アーティスト
Angus Young(AC/DC)やTony Iommi(Black Sabbath)など、
エネルギッシュなプレイスタイルのギタリストに愛用されています。
レスポールとSGの違いを比較
| 特徴 | レスポール | SG |
| ボディ構造 | メイプルトップ+マホガニー | マホガニー単板(薄型) |
| サウンド傾向 | 太く粘りのあるトーン | シャープで抜けの良いトーン |
| 重量 | やや重い | 軽量で扱いやすい |
| 見た目 | 丸みのあるシングルカッタウェイ | 角のあるダブルカッタウェイ |
| 向いているジャンル | ロック、ブルース、ジャズ | ハードロック、パンク、メタル |
レスポールは“重厚で王道のロックサウンド”、
SGは“軽快で鋭いサウンド”と、それぞれに異なる魅力があります。
どちらを選ぶべきか
・厚みのあるリードトーンや粘る音が好きな人 → レスポール
・軽くて扱いやすく、速いフレーズを弾きたい人 → SG
どちらのモデルも、Gibsonならではの存在感と高い完成度を誇ります。
最終的には、音の好みと手に持った感覚で選ぶのがベストです。
まとめ:Gibsonは“音に深みのあるギター”
Gibsonのギターは、太く深いサウンドと上質な作りで多くのギタリストを魅了してきました。
レスポールは重厚な存在感を、SGは軽快な演奏性を持ち、それぞれが異なる個性を発揮します。
時代を超えて愛される理由は、その“音の説得力”にあります。
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